TECHNOLOGY技術開発

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技術・開発

超音波チューブ減肉測定システム

熱交換器チューブやボイラチューブ等の構造上接近できない箇所の減肉状況(内外面)を測定することが可能なシステム『超音波チューブ減肉測定システム:MOLE』を開発しました。

本システムは、超音波探傷器、CPU および測定プログラムを組み込んだ本体と特殊超音波探触子を組み込んだ測定用治具で構成されています。センサー部分は、治具先端に取り付けた垂直探触子から超音波を発信させた後、ミラーにより90 度反射させ、管内壁に伝播させることで管肉厚が測定できる構造になっています。さらに、治具先端のスクリューに取り付けたミラーを水圧で回転させ、同時に治具本体を管軸方向に移動させることで、管全長について、スパイラル状に連続して肉厚を測定することができます。

使用機器

装置外観

熱交換器チューブ

超音波センサー部構造

測定結果表示